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// リノベ向き // 緑多き住宅街に佇むビラシリーズの完成形|ビラ・サピエンザ※成約済

物件名/ ビラ・サピエンザ 

住所 / 東京都世田谷区上馬5-30-2
交通 / 東急世田谷線「松陰神社」駅  徒歩8分、東急田園都市線「駒沢大学」駅  徒歩13分

 

管理形態/ 巡回管理、建築年月日/ 1981年2月 、構造規模/ 鉄筋コンクリート造3階建、土地権利/ 所有権、用途地域/ 第1種低層住居専用地域、総戸数/ 11戸

 

 

 

ビラ・サピエンザは東急世田谷線「松陰神社」駅から徒歩8分、世田谷区上馬5丁目に佇むヴィンテージマンションです。坂倉準三建築研究所による設計で、名作「ビラシリーズ」の中でも後期に建てられました。

隣接する「ビラ・ノーバ」は、このビラ・サピエンザが後に建てられるのを想定してつくられた建物で、この二つのマンションは個々の独立したマンションではありますが、関連性を意識して計画された双子のようなマンションです。

ビラノーバが青みがかったグレーのタイル張りの外観なのに対し、このビラサピエンザはピンクグレーのタイル張りになっています。

 

 

 

■ 成約済1階部分 (1SLDK/101.89㎡)  

 

●中庭向き、専用庭付きの1SLDタイプ

●竣工時からのステンドグラスなども残る素敵な空間

 

玄関側洋室が中庭に面したバランスの良い1SLDKタイプです。

 

 

内装は今の売主さまにて段階的にリフォームをされており、とても綺麗な状態ですが、設備類の中には経年を感じる部分もあるかもしれません。全面的にリノベーションをお考えの方におすすめです。

また、ビラ・サピエンザの構造上大きな間取り変更はできませんが、リビングとサービスルームの壁は撤去可能です。

 

〈リフォーム履歴〉

給湯器・給湯管交換(2021年)/主寝室置型エアコン交換(2018年)/浴室交換(2012年)/キッチン・トイレ交換(2010年)等

 

広々とした玄関スペースはビラ・サピエンザの特徴でもある味のあるタイルに、どっしりとした玄関ドアが特徴的な空間。

玄関そばの美しいステンドグラスは、表と裏側(納戸側)で模様が異なり、あらためてこの建物の細かなこだわりに感激しました。

 

 

中庭の樹木は竣工時に植えられ、築40年経った今では立派なシンボルツリーとなっています。

 

 

 

 

<その他共用部>

直線的なファサードや凸凹とした壁面構成が正にモダニズムを感じさせます。

エントランスには「ビラ・セレーナ」や「ビラ・フレスカ」にも見られるアイアンの幾何学的なゲートが。

オートロックではありませんが、きちんと外と内を隔てたつくりになっています。

 

 

内部に入ると各住戸を結ぶパティオが見えてきます。中央には立派な木々が植えられ、どこのお部屋からもこの緑を楽しむ事ができます。

コンクリートむき出しの壁や真っ黒の鉄扉、床にはリズムよく石が敷かれ、無機質な空間の中に樹木の緑が映え、計算されたコントラストを楽しむ事が出来ます。

 

各住戸へはそれぞれ階段や路地で繋がれ、中心となるこのパティオはセミプライベートなコミュニティスペースの役割を担っています。

 

勾配屋根に窓が付いていたり、一部は吹き抜けのメゾネットになっていたり、住戸によって間取が異なります。内装にはステンドグラスが使われていたりと、とても雰囲気のある建物です。

築年数は経っていますが、必要な修繕を重ね、大切に管理されている様子が伺えます。