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HOUSE VISION 2013
今回は晴海で行われたHOUSE VISUION 2013のリポートです!
会場構成は隈研吾氏によるもので杉の香りがお出迎え。
1.[住の先へ]LIXIL✕伊東豊雄
―雨のにおいや草花の香りが漂う開放的な土間や縁側を、高気密の空間と対照させて、懐かしい未来の家を考えました―
なるほど、ブースに近づくほどに花々の香り、屋内に入っても稼働縦型ルーバーで光や風を調整でき心地良い。
そして、土間や断熱性、調湿性が高い、趣味に活用できる蔵。
先端の技術を活用しながらもいつか見たような懐かしい空間がひろがっていました。
しかも、この空間、マンションに再現できるとのこと。扉を開けたら異空間!!いいですね。
2.[移動とエネルギーの家]Honda✕藤本壮介
―送電・蓄電・熱循環、乗り物、生活、そして街
そのすべてが境目なく
シームレスにつながる家をつくりました―
テラス部分でお姉さんがスイスイ移動しています。これが屋内の移動用UNI-CUB。
他にも、体重支持型歩行アシスト、TOWN WALKER、MOTOR COMPO、MICRO COMMER CONCEPTなどが点在してありました。
このブースはHONDA要素が強く伝わってきました。
3.[地域社会圏]未来生活研究会✕山本理顕・末光弘和・仲 俊治
―「共有」の豊かさを考える地域社会圏の思想を、五分の一スケールの集合住宅として具現化しました―
ここは新しい集合住宅の形。
しかも、最近見る、マンションと大型施設が併設されているタイプではなく、もっと人と人とが近い距離で関係を築きやすいタイプの集合住宅のようです。
見終えると、これから先、私たちは、”シェアする”という最近乏しくなっている?能力を再び磨かなければいけないのではないかと考えさせられた。
ここで流れていた動画で印象深かったメッセージ”あなたの幸せは 巡り巡って私の幸せ”。
4.[数寄の家]住友林業✕杉本博司
―家の根幹に、数寄屋に代表される美意識とそれを具現化する素材と技術を置いています―
ブースに近づくにつれ、ソレが何なのかわかった。。。!
『あ。竹ぼうき。』たしかに、立派な素材だ。
そして奥へ。
通路には接着されていない艶のない瓦が敷き詰められており歩くたびにカタコトと心地よい音を聞かせてくれる。
そして目の前に広がる和の空間。こうして見ると、和の空間とは、なんと潔い感じがするのだろうかと感動する。
板の間、畳、障子、窓、柱…様々な直線がそのように見せてくれるのだろうか、少し背筋が伸びるそんな感じでした。
同ブースの茶室は古材を使っているかと思えば、光学ガラスを沓脱ぎ石に配していたり、温故知新な佇まい。
こういう提案こそこれからのカタチなのか。
5.[家具の家]無印良品✕坂 茂
―家を支える構造体として柱や壁を考えるのではなく、家具がそのまま家を支える構造体になりました―
女性率がウンと高かったこの空間。確かに私も好きでした。
このブースは、提案というよりも、完成されたモノを目の前に出されている感じがするので気持ちも多少楽なのでしょうか。
(提案されるといろいろ考えてしまう性分なので…)
現に、来年度から販売が決まっているそう。楽しみです。
6.[極上の間]TOTO・YKK AP✕成瀬友梨・猪瀬純
―玄関で靴を脱ぎ清潔さを切り替える日本の生活習慣の中で、レストルームから新たな生活美学が育ち始めるかもしれません―
ブースに入ると心地よい鳥たちのさえずり音。極上の間にいざなう心地よさ。
そして現れたる緑に囲まれた極上の間…それはレストルームでした。
現実的にこの空間を自宅に受け入れる人は少数派だと思いますが、床に窓や、壁面緑化等は店舗等に取り入れてるところもありそうです。
極上とは豪華でなくとも、癒しに繋がる、人が心地よいと思う感覚なんですよね。きっと。
7.[編集の家]蔦屋書店✕東京R不動産
―典型的なマンションをスケルトンの状態に戻して、住空間が「初期化」された状態から提案が始まります―
これからは、家の編集権がユーザーに移行する時代であるというプレゼンテーション。
併設のブースはtoolboxというWebサイトを目に見えるかたちとして展示されてありました。
どこかで聞いたことのある標語「捨てればゴミ、分ければ資源」を思い出しました。
そこには宝の山が広がっていましたから。
リノベーションを手掛ける弊社としましても、いろいろ考えさせられます。
最後に、メインホールへ。
蔦屋書店が出店されていて、来場者が思い思い過ごせるスペース。
「クリックひとつで本も買える時代だけれど、本屋さんってやっぱりステキ!」と改めて感じさせてくれる空間でした。
今回は晴海で行われたHOUSE VISUION 2013のリポートです!
会場構成は隈研吾氏によるもので杉の香りがお出迎え。
1.[住の先へ]LIXIL✕伊東豊雄
―雨のにおいや草花の香りが漂う開放的な土間や縁側を、高気密の空間と対照させて、懐かしい未来の家を考えました―
なるほど、ブースに近づくほどに花々の香り、屋内に入っても稼働縦型ルーバーで光や風を調整でき心地良い。
そして、土間や断熱性、調湿性が高い、趣味に活用できる蔵。
先端の技術を活用しながらもいつか見たような懐かしい空間がひろがっていました。
しかも、この空間、マンションに再現できるとのこと。扉を開けたら異空間!!いいですね。
2.[移動とエネルギーの家]Honda✕藤本壮介
―送電・蓄電・熱循環、乗り物、生活、そして街
そのすべてが境目なく
シームレスにつながる家をつくりました―
テラス部分でお姉さんがスイスイ移動しています。これが屋内の移動用UNI-CUB。
他にも、体重支持型歩行アシスト、TOWN WALKER、MOTOR COMPO、MICRO COMMER CONCEPTなどが点在してありました。
このブースはHONDA要素が強く伝わってきました。
3.[地域社会圏]未来生活研究会✕山本理顕・末光弘和・仲 俊治
―「共有」の豊かさを考える地域社会圏の思想を、五分の一スケールの集合住宅として具現化しました―
ここは新しい集合住宅の形。
しかも、最近見る、マンションと大型施設が併設されているタイプではなく、もっと人と人とが近い距離で関係を築きやすいタイプの集合住宅のようです。
見終えると、これから先、私たちは、”シェアする”という最近乏しくなっている?能力を再び磨かなければいけないのではないかと考えさせられた。
ここで流れていた動画で印象深かったメッセージ”あなたの幸せは 巡り巡って私の幸せ”。
4.[数寄の家]住友林業✕杉本博司
―家の根幹に、数寄屋に代表される美意識とそれを具現化する素材と技術を置いています―
ブースに近づくにつれ、ソレが何なのかわかった。。。!
『あ。竹ぼうき。』たしかに、立派な素材だ。
そして奥へ。
通路には接着されていない艶のない瓦が敷き詰められており歩くたびにカタコトと心地よい音を聞かせてくれる。
そして目の前に広がる和の空間。こうして見ると、和の空間とは、なんと潔い感じがするのだろうかと感動する。
板の間、畳、障子、窓、柱…様々な直線がそのように見せてくれるのだろうか、少し背筋が伸びるそんな感じでした。
同ブースの茶室は古材を使っているかと思えば、光学ガラスを沓脱ぎ石に配していたり、温故知新な佇まい。
こういう提案こそこれからのカタチなのか。
5.[家具の家]無印良品✕坂 茂
―家を支える構造体として柱や壁を考えるのではなく、家具がそのまま家を支える構造体になりました―
女性率がウンと高かったこの空間。確かに私も好きでした。
このブースは、提案というよりも、完成されたモノを目の前に出されている感じがするので気持ちも多少楽なのでしょうか。
(提案されるといろいろ考えてしまう性分なので…)
現に、来年度から販売が決まっているそう。楽しみです。
6.[極上の間]TOTO・YKK AP✕成瀬友梨・猪瀬純
―玄関で靴を脱ぎ清潔さを切り替える日本の生活習慣の中で、レストルームから新たな生活美学が育ち始めるかもしれません―
ブースに入ると心地よい鳥たちのさえずり音。極上の間にいざなう心地よさ。
そして現れたる緑に囲まれた極上の間…それはレストルームでした。
現実的にこの空間を自宅に受け入れる人は少数派だと思いますが、床に窓や、壁面緑化等は店舗等に取り入れてるところもありそうです。
極上とは豪華でなくとも、癒しに繋がる、人が心地よいと思う感覚なんですよね。きっと。
7.[編集の家]蔦屋書店✕東京R不動産
―典型的なマンションをスケルトンの状態に戻して、住空間が「初期化」された状態から提案が始まります―
これからは、家の編集権がユーザーに移行する時代であるというプレゼンテーション。
併設のブースはtoolboxというWebサイトを目に見えるかたちとして展示されてありました。
どこかで聞いたことのある標語「捨てればゴミ、分ければ資源」を思い出しました。
そこには宝の山が広がっていましたから。
リノベーションを手掛ける弊社としましても、いろいろ考えさせられます。
最後に、メインホールへ。
蔦屋書店が出店されていて、来場者が思い思い過ごせるスペース。
「クリックひとつで本も買える時代だけれど、本屋さんってやっぱりステキ!」と改めて感じさせてくれる空間でした。