都心で自分に合ったデザインが選べるリノベーション

リノベーションレポート　：　真っ白なお部屋＠南青山H様邸

天井から床まで、真っ白なお部屋

細部までこだわって再現した、パリのアパルトマンのような一室

Data
所在地 : 東京都港区南青山
用途 : 居住
家族構成 : 夫婦

表参道駅を出て、プラダやカルティエなど海外のハイブランド並ぶ華やかな街並みの南青山エリア。

でも、一歩裏通りに入ると、素敵なマンションが建ち並ぶ完成な住宅街です。

ヴィンテージマンションのレトロな共用部から、部屋に入ると、

そこには外観からは想像出来ないハイセンスな部屋がありました。

ニューヨークにお住まいになられていた奥様が、海外の雰囲気を再現したお部屋のご紹介です。

まず、玄関から仕掛けがいっぱい！！

玄関のドアは三重（外扉・網戸・内ドア）となっていました。

通常、外扉はマンションの共用部とみなされるため、ドアを新しく変えることができません。

そこで既存のドアの上にもうひとつ、内ドアを作成したということです。

こうすることで、室内のデザインとマッチしますし、防音・防寒にもなりますね◎

また夏は網戸にして、風を通しているのだそうです。

廊下の壁は、レンガ調の真っ白なデザインウォール。

壁に掛けられた写真は、もちろん自分たちで撮影したものです。

白い壁に黒いフレーム、そしてモノクロ写真、これなら自分の部屋でも真似出来そうです。

 

そしてこちらがリビング・ダイニングです！

ヨーロッパブランドのディスプレイの仕事をされている奥様が、

部屋のイメージを細かい部分までスケッチしてつくり上げたといいます。

 

 

 

スタッフ一同、思わず声がでるほどの美しさ。

ひとつひとつの家具が大きいので、写真ではうまく広さが伝わらないのが残念です。

 

 

 

 

部屋のイメージを伝えてアーティストの方に描いてもらった作品。

モノクロの部屋の中で唯一のカラーが引き立っていました。

 

 

 

シングルベッドよりも大きいのでないかと思われる

奥行きのあるゆったりした木枠のソファは、ニューヨーク在住時代から使っていたもの。

真っ白なクッションもたくさん置くとこんなに素敵になります。

 

 

 

 

テレビの脇には、飾り棚。

棚の上のカーブが、モノクロの空間に優しい印象をつくりだしています。

 

 

 

旦那様のこだわりは、天井に埋め込まれた四角いスピーカー。

DVDプレイヤーやオーディオ機器は、すべて棚の中に仕舞っています。

Bluetoothで全ての部屋のipadとつないていて、どこに居ても音楽が聞こえるようにしています。

 

 

 

シルバーのフレームに入ったモノクロ写真に、ファッションフォトブック。

飾られているお花もホワイト＆グリーン。

白い陶器にはポプリと、ルームフレグランス。

ひとつひとつに奥様のセンスが光ります。

 

アロマディフューザー用に棚の奥に、コンセントもつくりました。

よく見ると、プラグももちろん白。

棚を作成する時点で、どこに何を置くのか決まっているとは恐れ入ります。

 

 

 

テレビの下には、バイオエタノール暖炉が！！

トウモロコシを原料にした燃料で、煙が出ないので、煙突も必要無いといいます◎

太陽の光と、こちらの暖炉で部屋の中はとっても暖かかったです。

 

 

 

収納がたくさんあるコの字型キッチンです。

 

手前側にはタオルなどが入っており廊下側から開くことが多いので、左開き。

奥は、キッチン関連のものが入っているので、右開き。

生活動線を意識して作っているのだそうです。

 

 

 

やはりこの部屋にもありました、外国の紅茶の缶のディスプレイ。

取材時に良くみかけるので、オシャレなお部屋の定番となりつつあります。

キッチンに飾られた写真は、食材をモチーフにしたものになっていました。

抜かりがないですね！

 

 

 

白黒で統一されている室内ですが、色が無いものは塗り直しているといいます！

キッチンライトも黒とグレーしか無かったので、プラグの部分まで白く塗ったのだそう。

 

 

 

続いて、バスルームです。

そこはまるで映画の中に迷い込んだかのようでした。

 

 

 

ペデスタル（脚付きの洗面器）を置くと、海外の雰囲気が出ますね。

小物はすべて２つずつ揃えられていて、イニシャル入りのタオルも素敵ですね。

 

 

 

アンティーク調で可愛らしい蛇口！

ぐるぐるに巻かれたシャワーノズル、日本ではなかなか見かけません。

 

 

 

 

トイレの中にも、デザインウォールとモノクロ写真。

ペーパーホルダーや手洗いボウルの蛇口もこだわりの品。

まるでハイクラスの外資系ホテルのトイレのようです！

 

 

 

古いマンションにはつきものの、気になる低い位置にある”梁”も

アールを施すことで、洋風な空間によく馴染んでいます。

 

 

 

旦那様のお部屋は角部屋で、明るく気持ちの良いお部屋。

全ての部屋に共通しているのですが、カーテンレールを窓枠よりもずっと上に取付けています。

昭和のマンションっぽさが出てしまう小さな窓枠を上手隠し、天井が高く感じられますね。

 

 

 

すっきりと片付けられた奥様のお部屋。

大きな鏡は女性の憧れです。

 

 

 

ベッドサイトにある黒いボックスを開けるとティッシュボックスが入っていました。

なるほど、こうすればオシャレに隠せるのですね。

 

 

 

夕方になり西日が差してくると、、

バルコニーに置いてある植木の影がカーテンに映り、

まるでカーテンの模様のように見えました！